今回は、目標達成のためには自己犠牲も必要なのか?について書きます。
やっぱり何かを成し遂げたければ、何かを犠牲にして当然。何でも手に入れようなんて甘い考えじゃダメ!そう考えて今まさに努力しているあなたへ。
結論、女性はそれではうまくいきません。
いったい何故なのか。男性と女性の違いを明確にしながら解説していきます。
目次
男性と女性の違い
男性と女性では、考え方や頑張り方が違います。
男性はケーキカット型、女性はチャーム型と言われています。

※こちらの記事及び書籍を参考にしています。
参考文献:働く女の腹の底 多様化する生き方・考え方 [ 博報堂キャリジョ研 ](光文社新書 2018年)
男性のケーキカット型とは

男性は、仕事・家族・趣味・健康…などのライフスタイルを1つのパイの中で配分しようと考えます。仕事の配分を大きく取るならば、家族や趣味は残りのパイで配分するので小さくなって当たり前。何かを取るならば、何かが犠牲になって当たり前と考えているのです。
例えば、「旦那が仕事ばかりで全然家族の時間を作ってくれない」という女友達のグチを一度は聞いた事があるのでは?
こういう考え方をケーキカット型と言って、男性が調子よく、頑張れる状態です。
女性のチャーム型とは

一方女性は、仕事も頑張りたいし、恋愛もないがしろにできないし、友達も大事にして、趣味も楽しみたい!全部取りしたいし、それぞれがキラキラ輝いていないといや。それが女性なのです。
例えば、ママなのに綺麗、仕事忙しいのに遊びも充実、そんな女性を見て憧れた事があるのでは?
こういう考え方をチャーム型と言って、女性が調子よく、頑張れる状態です。
オス化女子の実情
では、世の頑張り屋さんのオス化女子たちはどうでしょうか?
- わたしは仕事に生きている!
- だから結果を出すまでは恋愛はおあずけ!
- 友達と遊んでる暇なんて今は無いの !
こんな風に何かを犠牲にして、男性のように仕事のパイを大きく取っていませんか?
それで絶好調の人はそれでOK。これ以上読まなくて大丈夫です。
でも思うような結果が出てない人は、さらに仕事のパイを大きくするのではなく、チャームみたいに他の要素にも時間とってみたらいいですよ。
最初は、そんな事したら怠けているかのようで怖いと思うかもしれません。
でも大丈夫です。別に何も起きませんから(笑)
むしろとっても気分よく、今までよりもサクサク行動できてる自分に気付くと思います。
自己犠牲をやめたらこうなった

では実際にどんな感じなのか。塾長自身がケーキカット型からチャーム型に変えたらどんな事が起こったのかを紹介します。
ケーキカット型時代
オス化の極みだったわたしは、絶対に仕事で成功したかったので、そのために色々なことを後回しにしていました。
- 睡眠時間
- 家事
- 健康的な食事
- 女性らしい見た目
- 遊び
どれも苦痛だったし自己嫌悪がたまらなかったですが、それよりも一番苦しかったのは、彼氏にいつも寂しい思いをさせていたことです。
本当はわたしだって、普通の女の子みたいに休みの日は一日中デートとかしてみたかったです。でも、それは「成功してから」と言い聞かせて、仕事ばかりしていました。
チャーム型時代
そんなオスからメスに戻るべく、「成功したら」という意味不明な条件付けるのをやめて、やりたい事を今やるようにしていきました。
普通の女の子みたいに一日中デートとかしてみたいとずっと思っていたので、そういうのもやってみました。一日中遊びほうけるなんて、最初は罪悪感でたまらなかったですが、でも彼がすごく喜んでいるのがわかりました。明らかにご機嫌なのです。
ずっと我慢してくれてたんだな…と反省しました。
どんな変化が?
そうやって、今まで後回しにしていた彼氏との時間を大事にし始めると、彼氏を起点にいろいろな良い事が起こり始めました。
- 彼がごきげんなのでわたしもご機嫌
- 彼がごはんを作ってくれるようになったので時間ができた
- おかげで仕事が捗るようになった
- 仕事を応援してくれるようになった
- わたしの自慢話をあちこちでするようになった
- それがきっかけでお友達が増えた
- 仕事に発展する良い出会いが増えた
という具合に、明らかに以前よりも調子が良いのです!あの武士みたいな我慢の日々はなんだったのか、と思うくらいです。
自分が我慢せずご機嫌でいる事で、関わる人に良い影響を与え、助けてくれたり、良いご縁を運んできてくれるんですね。
まとめ
もしあなたが、目標達成のために我慢してケーキカット型になろうとしているなら、強く言いたい!全部取りしていいんです。
我慢したり、歯を食いしばったりするのではなく、自分を常にごきげんに保つことに集中してみてくださいね。それが女性の得意なやり方です。